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<title>GREEN　GATE: BOOK アーカイブ</title>

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<h1><a href="http://greengate.peacea.org/" accesskey="1"><img src="title.gif" title="GREEN　GATE"></img></a></h1>
<h2><img src="subtitle.gif" title="副題：:一番苦労した人が一番幸せになる権利がある
<br>the person who suffered the most amount has the real right able to be the happiest!"></img><br><img src="subtitle-english.gif" title="subtitle in english:the person who suffered the most amount has the real right able to be the happiest!"></img></h2>
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    dc:title="AUD高い。◆航空チケットは片道？往復？"
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    dc:subject="AUSTRALIA"
    dc:description="今日のこの日記のコンセプトは、リンクをたどってあなたも海外へ飛んでみない？という..."
    dc:creator="siam"
    dc:date="2006-02-27T23:50:33+09:00" />
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<h2>February 27, 2006</h2>


<h3 id="a000316">AUD高い。◆航空チケットは片道？往復？</h3>

<p>今日のこの日記のコンセプトは、リンクをたどってあなたも海外へ飛んでみない？という感じかも。 </p>

<p>えー、今日はまたしも航空チケットをずっと調べてたのだけど、これを見ると、 </p>

<p>http://au.finance.yahoo.com/currency/convert?from=AUD&to=JPY&amt=1&t=5y </p>

<p>豪ドルって、すんごい価値が上がってるよう。４年前とだんちですわ。バブルって話は聞いてたけど、改めて実感。 </p>

<p><br />
WebJet <br />
http://tsa.webjet.com.au/webjettsa/home.aspx?EntryPoint=Flight </p>

<p>で調べると、ブリスベンから東京までは片道＄８５９で帰れるみたいということがわかり（こういう風に英語サイト使えばいいんだけど、日本のサイトで海外から東京の格安チケットってとれるの？）・・・でね、今の悩みは、片道チケの４，３０００円で帰りも片道チケを取って好きなコースで帰るか、往復チケ７，３０００円を購入してしまって寄り道できないで帰国するということにしちゃうかってこと。 </p>

<p>というのは、行きのチケットだけ買っていくならば、オーストラリアにワーキングホリデービザで一年きっかりいても、帰りにタイとかニュージーとか寄り道出来る。ということ。それこそ、一度出国して観光ビザ（三ヶ月間）で入りなおしとかもできるみたい。 </p>

<p>往復チケットの場合は、チケット購入時点で一年以内に帰らないといけないことが決定してしまうってこと。帰りの航空券を使わないで捨てるって事も出来るのだけど、もったいないって思う自分にゃよっぽどの理由が出来ない限りできません（笑）。しかし、当たり前だけど往復チケのがかなり安いわ。 </p>

<p>ちなみにこういう風に調べました。 </p>

<p>結局色々なサイトで調べても似たり寄ったりだっんだよねー。 <br />
「トラベルコちゃん」での結果です。 </p>

<p><a href="http://www1.tour.ne.jp/search/air/air_lst.php?dp_y=&dp_m=&dp_d=&dpt%5B%5D=1&sat=&mil=&mny_sm=&mny_bg=&dst_citcnt=&dpt_knd=&prd_from=180&prd_end=365&stc=&dst_flg=0&dst_are1=7&dst_cty1=3&dst_cit1=280&dst_are2=&dst_cty2=&dst_cit2=&dst_are3=&dst_cty3=&dst_cit3=&air=&brd=&brd_flg=0&dsp_type=0&dsp_sort=0&ref_id=0&dsp_cal=0" target="_blank">往復チケット </a></p>

<p><a href="http://www1.tour.ne.jp/search/air/air_lst.php?dst_flg=0&dst_are1=7&dst_cty1=3&dst_cit1=280&dst_are2=&dst_cty2=&dst_cit2=&dst_are3=&dst_cty3=&dst_cit3=&dpt=&dp_y=2006&dp_m=04&dp_d=&prd_from=&prd_end=&mny_sm=&mny_bg=&mil=&stc=0&air=&sat=&dpt_knd=&brd=&brd_flg=0&dst_citcnt=&dsp_pg_no=1&dsp_type=0&dsp_sort=0&ref_id=0&via_knd=&sflg18=&sflg19=&dsp_cal=1" target="_blank">片道チケット</a></p>

<p><br />
※格安チケットだけかもしれないけど航空チケットの価格以外にかかる費用があって、現在は石油が高騰してるため燃油サーチャージ（運送機関の課す付加運賃・料金）が１，３０００円くらいと空港使用税が別途かかります。 </p>

<p>とにもかくも、大分わかってきた？ようやく具体的に進めることができてきた！何事も具体的にっていう友達のアドバイスがあったからこそだって今思い当たったよ。悩みがあったらなるべく色々な人に相談したほうがいいっていうアドバイスも心に深く染みたんだよね。なんでかわかる？実際のアドバイスがもらえるのももちろん、アドバイスのしようが無いことでも、相談した人に自分が話したことが良い様になるよう祈ってもらえるからなんだって★ああ、本当にそうだなって思える。最近の自分がことあるごとに色々な人に自分自分って話しまくってる（笑）。ってことは、相談にのってもらえてるのと同じだもんね。その友達は話し方からすべてがすべて大きくて温かな人、４年ぶりくらいにあったけど、前よりさらにそうだったし、凄さが実感できるようになってきた気がするんだよね。大学の購買に一緒にいったとき、お勧めの本ある？って聞いてそのときの話に出てきた「宮本輝」が今大好きな宮本輝と出会うきっかけだったのかな。今それを思い出したし！なんていう不思議だろう。今まで会えずじまいだって、でも、このタイミングで彼と会えたのは予定通り必ず出国出来る兆しのようにも思えてきた。 </p>

<p><br />
★☆★☆★ <br />
海岸列車を読み終え、輝さんの「約束の冬」を読み始めました。最近読めてるのは定時が５時上がりなので時間あるからかな。それにしても、職場が近いってこうも余裕があるものなのかと幸せをかみ締める毎日です（笑）。 <br />
 <br />
</p>



<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2006/02/aud.html">11:50 PM</a>
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</p>

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<h2>September 17, 2005</h2>


<h3 id="a000179">愉楽の園-★★★★☆-</h3>

<p>1992<br />
文芸春秋<br />
宮本 輝</p>

<p>読み始めでは、恵子が美人なだけで人間としての魅力があまり感じられない。だが徐々に本当に徐々に変化していく様を感じられる。変化とは常に少しずつの積み重ねのなせる業と、輝さんにまたやられたって感じ。後半は一気に読めました。 </p>

<p>恵子がそうしてる理由がわかる辺りに、そして終わりと初めの恵子の圧倒的な違いが印象深い。一見良いものが悪く、悪いものが良かったり。物語を通して見抜けるようになった恵子は、やはり美人であったわけだ。 </p>

<p>タイという国に馴染みが無かったのですが、この本をきっかけにとても関心を持ちました。書かれているようにとても面白い国なんでしょうね～。 </p>

<p>何度も出てくるサンスーン・イアムサマーツさんの名前が長いなァと・・・（笑）。向こうの人の名前って聞かないから楽しいですね♪</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/09/post_151.html">03:08 PM</a>
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<h2>September 02, 2005</h2>


<h3 id="a000178">草原の椅子〈上〉（下）-★★★★★-</h3>

<p>2001<br />
幻冬舎<br />
宮本 輝</p>

<p>好感のもてる素敵な中年おじさん二人と、中盤からさらに女性と子供とが加わり、四人の物語。主人公の遠間憲太郎が、作者が大人を描きたかった、という通りな素敵な人間性を持った大人であり父親です。 </p>

<p>なんと言うか様々なことが絡み合っていて、自分なんかではとても書ききれない。素晴らしい生き方をしている大人が人間が所々に登場し、その一言で胸がいっぱいになる素敵な言葉を読み手に授けてくれる。 </p>

<p>「人生の大事に対して、結局は感情で対処した人間は、所詮、それだけの人間でしかなかったんや」pp244 </p>

<p>読み終わると、タクラマカン砂漠とフンザに行きたくなります！！ </p>

<p>「正しいやり方を繰り返し」て、生き終えたい。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/09/post_150.html">03:07 PM</a>
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<h3 id="a000177">春の夢-★★★★★-</h3>

<p>1988<br />
文芸春秋<br />
宮本 輝</p>

<p>青春時代に読んでおきたかった一冊。 </p>

<p>哲夫と陽子の二人の恋愛が物語の中心。そして釘に体を貫かれても尚生きている不思議なトカゲのキンちゃん。このキンちゃんで始まりキンちゃんで終わる。 </p>

<p>読むたびに青春時代を思い出させてくれて、最後も素敵で形容し難い最高の幕引き。だから大好き。 </p>

<p>「青が散る」は酸っぱく、こちらは「甘い」デショ♪</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/09/post_149.html">03:06 PM</a>
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<h3 id="a000176">幻の光-★★★★★-</h3>

<p>1979<br />
新潮社<br />
宮本 輝</p>

<p>わたし、ゆみ子の独白で展開される非常に美しい文体の物語。胸の中の忘れえぬ喪失を抱えて生きねばならない…紹介文の言葉を借りるならば「幸せと付し合わせの間を生きていかねばならない人間の危うさ」を描いている。 </p>

<p>読んだときの感想は、まさに「このような文章があるのか！」とにつきます。切なくてやりきれない人間の心の内を、妖しく美しく魅せてくれます。 </p>

<p>「幻の光」ほか三篇を収録。 </p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/09/post_148.html">03:06 PM</a>
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<h3 id="a000175">焚火の終わり（上）〈下〉-★★★★☆-</h3>

<p>1997<br />
集英社<br />
宮本 輝</p>

<p>何が良くて何が悪いのかを非常に考えさせられた作品。常識でタブーとされていることも、単純にそうだからではなく、何故そうなのかということを考えなければいけないなと思いました。 </p>

<p>非常に性がテーマになっているので何て言っていいか表現に苦しむけど、終わり方は好きです。 <br />
あ、けど主人公兄弟の人間性って爽やかなんですよね～。 </p>

<p>私もキャンプの焚火は好きです。火の揺らめきと温かみには本当に不思議な魅力があります★</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/09/post_147.html">03:05 PM</a>
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</p>

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<h2>August 21, 2005</h2>


<h3 id="a000174">葡萄と郷愁-★★★★★-</h3>

<p>2002<br />
光文社<br />
宮本 輝</p>

<p>非常に読みやすかった。 <br />
同じ日の同じ時刻に人生の岐路に立つ二人の女子大生の物語。面識も無く住む国違うその二人について交互に話が進んでいく。沢木純子とホルヴァート・アーギは、それぞれどのような選択をするのか。 </p>

<p>なんて言ったらいいんだろう・・・ <br />
いったい私たちがする選択に正しいものなんてあるのだろうか？これが正しいなんてものは無く、しかもどちらとも決めがたい選択だからこそ尚更、正しさなんて無いようなもの。主人公たちもどちらとも決めかねる選択で悩む。いったい何を基準に決めればいいのか・・・思わず正しい答えというものを他の人から貰いたくなる。自分で選ぶしかないことなのだけれど。 </p>

<p>二人とも結論を出すが、それぞれの結末から受ける印象の差異が印象的と感じた。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/08/post_146.html">03:04 PM</a>
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</p>

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<h2>August 18, 2005</h2>


<h3 id="a000173">人間の幸福-★★★★☆-</h3>

<p>1995<br />
幻冬舎<br />
宮本 輝</p>

<p>主人公も変な人間で、人の後を付回したりする。最初の方は、他の宮本作品に比べてこの正常から脱した（そうな？）部分を怖いなと感じた。ただ警察からの執拗な取調べを受けた者は、精神的に参ってしまいこのようになってしまうものなのかもしれない。怖い。 </p>

<p>主人公と同じマンションの居住者は「夢見通りの人々」のように変な人が多く、妻と沖田は一貫して良心で心の拠り所になりました。 </p>

<p>幸せそうな人、幸せな人、そうじゃない人たち…様々ですが、「幸せに必要なものがわかっている人」は幸せに近づいていけるのでしょうね。 </p>

<p>私的に、なつみに好感だったので、ああ言う幕切れなのはちょっと可哀相。 </p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/08/post_145.html">03:03 PM</a>
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<h3 id="a000172">月光の東-★★★★★-</h3>

<p>2000<br />
中央公論新社<br />
宮本 輝</p>

<p>最初の章の“ですます調”に不思議と引き込まれていきました… </p>

<p>搭屋米花（よねか）の足跡を辿り米花の生き方に惹かれていく別々の二人…月光の東という謎の言葉も何とも言えない魅力を持ち、読者を引き込んでくれます♪ </p>

<p>「よねか」の生き方をどう感じるか…読む度に変化していきそう。けれども、加古美須寿の“よねか”または“月光の東”に対する変化こそ章を重ねるごとに如実に現れてきて、見事な人としての美しさを放っているように思う。 </p>

<p>ちょっと「睡蓮の長いまどろみ」と似てるかなと思う部分もありましたが、それはそれ。輝さんの作品を読み終えるたび、人生の何たるかが、わかるような気がしていたのですが、それこそ傲慢で何もわかっていない証拠だと愚かな自分を再認識しました。自分が50歳にならないとわからないことが今わかるわけないのも世の理ですよね。ただ、話から想像が働き、瞬間的に垣間見れているように感じているのかしら。  </p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/08/post_144.html">03:02 PM</a>
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<h2>August 11, 2005</h2>


<h3 id="a000171">命の器-★★★★☆-</h3>

<p>1986<br />
講談社<br />
宮本 輝</p>

<p>宮本輝の第二エッセイ集。輝さんのエッセイ集を読むのは初めてでしたが、何故あのような文章を書けるのかというその源泉の一端が、率直に赤裸々に書かれています。 </p>

<p>悩みありき優しさあり、でしょう。 </p>

<p>pp53より </p>

<p>「運の悪い人は、運の悪い人と出会ってつながり合っていく。やくざのもとにはやくざが集まり、偏屈な人は偏屈な人と親しんでいく。心根の清らかな人は心根の清らかな人と、山師は山師と出会い、そしてつながり合っていく。実に不思議なことだと思う。"類は友を呼ぶ”ということわざが含んでいるものより、もっと奥深い法則が、人と人との出会いを作り出しているとしか思えない。」 </p>

<p>特に、この文章に心を奪われた。よく親に「自分と同じような人としかめぐり合わないのだから、自分を高めなさい。」と再三言われたということもあり、心に染み入る言葉です。逆に言えば、自分自身がどれほどのものなのかは、自分の今の周りの人々を見渡せば自ずとわかるものなのかもしれないですね。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/08/post_143.html">03:01 PM</a>
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<h3 id="a000170">避暑地の猫-★★★☆☆-</h3>

<p>1988<br />
講談社<br />
宮本 輝</p>

<p>爽やかそうなタイトルから想像していたのとは、なんともはや、違いすぎでした。 </p>

<p>解説者がドストエフスキーを引き合いに出しているのもとてもよくわかる、なかなかドロドロの人間模様が描かれています。輝さんの作品には珍しく悪人（大部分が）が出ているとのことです。 </p>

<p>お金があるだけで幸せになれると錯覚しがちなのを、戒めてくれるものなのかもしれません。大金に目がくらんだあの約束から悲惨な事件へと続いたのだから。。 </p>

<p>ともあれ、このような話にも後味を悪くするだけに留まらない結末をもってこれるのが、流石です。軽井沢イメージがダウンですが（笑）。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/08/post_142.html">03:00 PM</a>
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<h3 id="a000169">オレンジの壷（上）〈下〉</h3>

<p> 1993<br />
光文社<br />
宮本 輝 </p>

<p>戦争のことはそこまで詳しくない私には難しい部分が結構あったが、とても好きになれた作品。第二次世界大戦は過去の出来事だけど、現在につながっていることでもある。 </p>

<p>最初から佐和子に共感。自分自身の経験に置き換えてしまった。「石みたいな女」なんていわれたらなんて心が傷つくことだろう。実際は、このような言葉を言える人間のほうが、人間としての魅力がない人間なのだろうが。 </p>

<p>それにしてもドラマティックな物語。過去の手記から、過去の出来事をただただ暴くのではなく、かつて生きていた人間の痕跡を辿るということはこんなにも多くのことを学べるのかと、思わさせてくれた。物語が終焉に近づいているところでどう結末を持っていくのかとハラハラしたのだけど、最後の佐和子の決断にはとても驚かされつつも、人間として大事なことを伝えてくれたように思う。その心境はすごいものがあると思う。 </p>

<p>優しいのは誰ですか？</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/08/post_141.html">02:59 PM</a>
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<h2>August 08, 2005</h2>


<h3 id="a000168">ここに地終わり海始まる〈上〉（下）-★★★★★-</h3>

<p>1991<br />
講談社<br />
宮本 輝</p>

<p>「ここに地終わり　海始まる」素敵な言葉。ロカ岬に立ってみたくなる。 </p>

<p>登場人物は少な目。なんて感想を書いたらいいのか非常に戸惑うけど、 </p>

<p>最初のあたりは、主人公の世の中への支店が非常に新鮮に感じた。芯は強く物事を見抜く力を持った主人公だが、一見すると当たり前のようによいと思う決断に迷う心の奥深い部分、言葉に出来ない気持ちが、非常に上手に描いてあると思う。こういう出会いも気持ちも素敵や！ </p>

<p>志穂子の「なんのこれしき。」が好き。 </p>

<p>読了感がなんとも爽快でよい。 </p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/08/post_140.html">02:58 PM</a>
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<h3 id="a000167">海辺の扉〈上〉（下）-★★★★★-</h3>

<p>1992<br />
角川書店<br />
宮本 輝</p>

<p>宇野満典は息子を誤って死なせてしまった。その息子との「再会」は果たして起こりえることなのだろうか。 </p>

<p>誰しも生きていくうちに、人との永遠の別れを経験する。その失われた生命との再開。傷つき乗り越えられない自分自身の再生をギリシャを主な舞台に描いている。 </p>

<p>この作品でも宮本輝さんは、目に見えない如何とも開け難い「重い扉の開け方」を主人公を通して伝えてくれている。意味の無いものなんて無い、このような言葉がどこからか聴こえてきた。 </p>

<p>「エミ」という名前は、二人の頭文字からつけた名前なのかなァ。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/08/post_139.html">02:57 PM</a>
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<h2>August 06, 2005</h2>


<h3 id="a000166">私たちが好きだったこと-★★★★★-</h3>

<p>1995<br />
新潮社<br />
宮本 輝</p>

<p>主人公の志与と愛子が好きだ。四人それぞれの科白に共感できるようにも思える。何でこう自分とダブルのだろう。。細やかな心の動き、すれ違い、思いやりが描かれている。 </p>

<p>上手くいくように見えたものが上手くいかなくなったり、その逆があったりと…ふと考えるのは、"志与と愛子”と"ロバと曜子”との違いについて。どうしてこういう結末になったのか？ </p>

<p>私は、自分自身は志与と似ていると思う。実際に同じような言葉を言ったような気がする。第三者から見れば愛子の気持ちもわかるような気がする。が、当事者だとやはり。 </p>

<p>なんてことを色々巡らせれる、恋愛の切なくも深さが伝わる作品だと思う。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/08/post_138.html">02:56 PM</a>
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<h3 id="a000165">五千回の生死-★★★★☆-</h3>

<p>1990<br />
新潮社<br />
宮本 輝</p>

<p>タイトルに惹かれて読むと、予想外にも九つの物語の短編集でした。 </p>

<p>「力」「五千回の生死」とっても良いです。どの短編も流石の輝さん、読み応えが十分ありました。 </p>

<p>悔しいのは最後の３つの作品がよくわからなかったこと。まだまだ人生経験足りないってことですね。 </p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/08/post_137.html">02:55 PM</a>
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<h2>August 05, 2005</h2>


<h3 id="a000164">夢見通りの人-★★★★☆-</h3>

<p>1989<br />
新潮社<br />
宮本 輝</p>

<p>100ページくらいは、躓かず一気に読んでほしい。 <br />
「夢見通り」の人々は実際近所に住んでいたら…どうなんでしょう、なんて人ばかりです。けれど、とても皆が皆、強烈な個性を放って生きている！ </p>

<p>実際の生活ではあまり突っ込んだ話は倦厭されるので表面上の付き合いが多くなるものだけど、人間の深い内面や人生の軌跡を知った時、嫌いだった人でもそう憎からず思えるようになることが主人公の春太を通して、とてもよく伝わってきた。 </p>

<p>人が一人生きていけば色々あるもので、世間様には隠されている猥雑なものをただ拒否して終えるのではなく、受け入れ考えその上でどうするのかを、輝さんの物語はよくよく考えさせてくれる。 </p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/08/post_136.html">03:49 PM</a>
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<h2>July 17, 2005</h2>


<h3 id="a000100">桜の園-★★★★★-</h3>

<p>桜の園<br />
チェーホフ　1903<br />
小野理子訳　1998</p>

<p>■CHARACTERS<br />
ラネーフスカヤ（リューボーフィ・アンドレーヴナ）　地主<br />
アーニャ　ラネーフスカヤの娘17歳<br />
ワーリャ　ラネーフスカヤの養女24歳<br />
ガーエフ（レオニード・アンドレーヴィチ）　ラネーフスカヤの兄<br />
ロパーヒン（エルモライ・アレクセーヴィチ）　実業家<br />
トロフィーモフ（ピョートル・セルゲヴィチ　愛称ペーチャ）　大学生<br />
シャルロッタ（イワーノヴナ）　家庭教師<br />
エピホードフ（セミョーン・パンテレーヴィチ）　事務員<br />
ドゥニャーシャ　小間使い<br />
フィールス　労従僕87歳<br />
ヤーシャ　若い従僕<br />
通りがかりの男<br />
益鳥<br />
郵便局の官員<br />
男女の来客と召使</p>

<p>■INTRODUCTION<br />
南ロシアの五月、美しく咲いた桜の園に、五年ぶりに帰ってきた当主ラネーフスカヤ夫人。思い出に浸る彼女を喜び迎える屋敷の人びと。しかし、広大な領地はすでに抵当に入り、まもなく競売にかけられる運命にある。さまざまな思いをよそに、いよいよその日がやって来た・・・・・・。チェーホフ最後の、そして最も愛されてきた戯曲。</p>

<p>このタイトルを聞くとまず思い浮かぶ情景がある。ゆったりとした広大な土地に桜が一面に咲き乱れている、というもの。何故だろう。この話しはくらい雰囲気をもつものだったはずであるのに。理由として思いつくのは、登場人物たちの最後の決断に圧倒されたからであろう。私の中では、彼女らの強い意思がいつまでも桜を咲かせているのだと思う。 </p>

<p>２００２・６・７</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/07/post_85.html">03:00 AM</a>
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<h2>July 10, 2005</h2>


<h3 id="a000089">笑いの治癒力-★★★★★-</h3>

<p>笑いの治癒力 The Healing Power of Humor<br />
アレン・クライン　Allen Klein 1989<br />
片山陽子訳 1997</p>

<p>■INTRODUCTION<br />
ユーモアと遊びが体内の科学を変える<br />
笑いは神経系、循環系、内分泌系、免疫系をはじめとする人体の系や器官に深い作用を及ぼす。本書を読めば、「笑いはまたとない良薬」という古い言葉が、先端科学の助けを借りてあらためて理解されるときが来たことがわかっていただけるだろう。　カール・サイモントン Carl Simonton</p>

<p>ユーモアを活用した心理療法のガイドブック<br />
本書では、ユーモアと笑いが、人生のさまざまな場面で出会う困難やストレス、病気や死に直面した状況でも、前向きに対処していくのに大変役立つということが、豊富な実例によって詳しく述べられている。<br />
伊丹仁朗</p>

<p>pp18-19<br />
私たちが苦しいと感じるときは、出来事そのものが苦しいというより、それを苦しいことだと思うから苦しくなるというところが大いにある。つまり苦痛を呼ぶのは事実そのものではなく、その事実との付き合い方というわけだ。人生の交通渋滞や自動車事故には誰にでも遭うし、思わぬところでまわり道を強いられることも誰にでもあるだろう。けれども、ある人にとっては最何外の何者でもないバスの事故が、別の人には、目的地まで歩きながらまわりの景色を楽しむというすばらしい体験になるということは、十分考えられるのだ。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/07/post_75.html">04:32 PM</a>
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<h2>July 03, 2005</h2>


<h3 id="a000078">河合隼雄のカウンセリング入門　実技指導をとおして-★★★★★-</h3>

<p>河合隼雄のカウンセリング入門　実技指導をとおして<br />
河合隼雄　1998</p>

<p>■INTRODUCTION<br />
河合隼雄さんが30年以上前にカウンセリング講座において語ったもの。カウンセリングの本質というのは、なかなか本当に理解されていないもので、カウンセリングを学ぼうとしている人の基本の基本を伝えようとする。</p>

<p>------------<br />
「聴くこと」ほど怖いことはない<br />
それから「必死になって聴く」と言いますけれど、やっぱり人間と言うのはなかなか必死になって聴けないところがありますね。「聴くこと」というのはどうしてそんなにむずかしいんでしょう。それは、本気で聴いたら悩みがこっちへ移るからです。それが辛いんです。だから前へ座っている人が、「先生、私何やってもだめですわ。運も悪いし、頭も悪いし、何もできませんし、もう死のうかと思います」といわれたら、「まあそう言わんと、いいこともあるやないか」とか、「世の中には、おもしろいこともほかにあるで」とか言うでしょ。どうしてそんなことを言うんですか。それは、そう言ったら話に決着がつくからです。要するに、決着がついてこっちが悩まなくてもいいからです。それは、親切な人が悲しい人を慰めているように見えるんですけど、よく考えると、本当は自分も悩むのが辛いから逃げ出したのと同じことですね。</p>

<p>・・・・</p>

<p>　ところが、向こうが「死のうかと思う」と言って、「そうですか、本当に死ぬような気持ちですね」と聴いていたら、こっちもだんだん辛くなってきますね。そおｌまで僕らが降りて言って聴くと言うことはなかなかできませんから、いい加減なところで、「そやけどまあ頑張ろう」とかなんとか言って、パッと切り離しに持っていく。つまり、向こうが降りていくのについて行けないから、どこかで話を切ってしまうということです。だから「聴く」というと、これほど簡単なことは無いように思われますけども、実は「聴くこと」ほど怖いことは無いように思います。そして聴かれるほうにとっても、「聴かれること」ほど怖いことはない。これは、本当にやって見られるとわかります。</p>

<p>pp 55-56</p>

<p>------------<br />
抜粋部分について、この通り。こう言うことが言いたかった知りたかった！と感激・感動しました。<br />
というのは必死になって聴いちゃったので、自分も話している相手と同じように悩みに陥ってしまいがちなんで。。。でも原理がわかってしまえば、こちらのものですね！</p>

<p>とてもとても魅力的な本。さすが「子供の宇宙」の河合さんだと思った！この人は凄い。<br />
話の進め方も実に上手。大部分が対話形式なので読みやすい。河合さんとても丁寧にお話されていますし。<br />
カウンセリングというのはここが悪いからこうしましょう・・・という治療の通常のプロセスとは異なり、とにかく「話を聴く」ことに従事することを第一とする。そして一緒に悩みを共感して問題を解決していこうとする。アドバイスより（もちろん場合によってはする）その人自身の力をひたすら信じて話を聴く。この姿勢は、私たち自身が人と話をするとき、話を聴くときにもとてもとても大事なことを具体的に教えてくれています。<br />
カウンセリングに興味のない方も、やはり読まれると世界観が変わると思いますよ。</p>

<p>最後に、エンデの「モモ」が、また一段と好きになれそうです♪</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/07/post_66.html">03:20 PM</a>
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</p>

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<h2>July 01, 2005</h2>


<h3 id="a000076">朝の少女-★★★★☆-</h3>

<p>朝の少女　Morning Girl<br />
マイケル・ドリス　Michael Dorris 1992<br />
灰谷健次郎訳　1994</p>

<p>■CHARACTERS<br />
あたし<br />
弟<br />
父さん　母さん<br />
etc...</p>

<p>■INTRODUCTION<br />
文明とは何か。そこで暮らしているわたしとは何か。これは、われわれの存在を、その根本から揺さぶる衝撃の書である。<br />
この本は少年少女たちのために書かれたものだが、大人にこそ読んでもらいたい。教師はもちろん、自然や環境保護に関心のある人たち、そして何より、わが子の行く末を気遣っている世の親に読んでもらいたいと思う。<br />
</p>

<p>--------------<br />
欧米文明的な視点をことごとく覆してくれる。豊かな自然に囲まれ、豊かに生き生きと暮らしている主人公とその家族を描いている。物がないことがこんなに豊かさを生むのかと思わされる。たくさんの物に囲まれている、否、物しかない、われわれに必要な大事なものを返してくれる物語。</p>

<p>＃続編も読みたいものです。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/07/post_64.html">02:50 PM</a>
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<h3 id="a000075">人はなんで生きるか-★★★★★-</h3>

<p>トルストイ民話集<br />
人はなんで生きるか<br />
他四篇　1881-6<br />
中村白葉訳　1932初版</p>

<p>■INTRODUCTION<br />
ここに収められた五つの短篇はトルストイ（1828-1910)晩年の執筆になるもの。作者はこの時期著しく宗教的・道徳的傾向を深めていった。そして苦悩に満ちた実生活を代価としてあがなったかけがえのない真実が、幾多の民話となって結晶していったのである。これらの作品には、素朴な人間の善意にたいする確かな信頼が息づいている。 </p>

<p>-------<br />
短い短篇が4作あり、読みやすく晩年の民話にはトルストイの思想の真髄が表されている為、戦争と平和などの長編に手が出せない人に、とてもお勧めできる。１つ１つの話が短いので物足りない人（量的に）は「イワンのばか」をお勧めしたい。</p>

<p>＃キリスト教的な宗教観で表されているのだが、それだけに収まらない宗教観・道徳観、普遍的な価値観を感じられた。</p>

<p>＃宗教と聞くと毛嫌いするのは、様々な事件が起きた現在ではある意味ではしょうがないと思うが、やはり日本ではどういうものか教わらない為に、知らないために、一方的に恐れたり・嫌ったりする傾向があるのではなかろうか。宗教や哲学を取り入れれば、目的が特定の利益である偽宗教・偽哲学を見抜く目が身につくのではなかろうか？（科学やお金・財産が万能ならばそれで良いのだが、そうじゃないのは多くの方が認識されている筈なので）</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/07/post_63.html">02:25 PM</a>
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<h3 id="a000074">白夜-★★★★☆-</h3>

<p>白夜<br />
ドストエフスキー　小沼文彦訳<br />
1848　昭和33年初版</p>

<p>■CHARACTERS<br />
わたし<br />
ナースチェンカ<br />
etc...</p>

<p>■INTRODUCTION<br />
ドストエフスキーには苛酷な眼で人間の本性を凝視する一方、感傷的夢想家の一面がある。ペテルブルクに住む貧しいインテリ青年の孤独と空想の生活に、白夜の神秘に包まれたひとりの少女が姿を現わし、夢のような淡い恋心が芽生え始める頃この幻はもろくもくずれ去ってしまう。一八四八年に発表された愛すべき短編である。</p>

<p>---------<br />
美しい恋愛物語。<br />
かなり以前に読んだときは、結末が理解できなかったのだが、今は受け入れられるようになった。理想と現実との相反。人の心は不思議。今現在心の底からこうだと思っていたことも、実体が無いものだと、なんとも不意に変わってしまう。ナースチェンカは自分でも言っているが「どうかわたしを移り気な女と思わないでくださいね」と、この部分が結末まで続いていて、なんとも恋愛心の不可思議を上手に描き出していると、感じる。</p>

<p>＃話自体も短いし、カラマーゾフより話しに入りやすい。ドストエフスキーを読んだことない人は、読んだことあると言えるようにこれからでも？！<br />
＃ただ・・・失恋したばかりの人には勧めませんので！！</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/07/post_62.html">11:24 AM</a>
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<h2>June 29, 2005</h2>


<h3 id="a000063">エンジェリック・ゲーム</h3>

<p>エンジェリック・ゲーム (vol.1-3)<br />
紫堂恭子　1993-4<br />
(漫画）</p>

<p>■CHARACTERS<br />
ジェイミー・ゴールドウィン<br />
ロバーツ・ゴールドウィン<br />
フレデリック・ハミルトン<br />
リチャード、Ｊ、アレン、アイリーン、パジェット警部補</p>

<p>■INTRODUCTION<br />
大企業のトップに立つ父の「裏の顔」を知ったジェイミーは、父の援助を拒否し、ＮＹで一人暮らしを始めた。その矢先、なぞの青年と知り合い・・・。一人の少女の自立と成長を温かい視点で描く、ヒューマニック・ネオロマン</p>

<p>■Mr.ゴールドウィン-Vol.2<br />
「ジェイミー</p>

<p>おまえにはわたしが<br />
まるで悪魔のように<br />
見えるかもしれないが</p>

<p>どんな企業でも<br />
多かれ少なかれ</p>

<p>黒い部分を<br />
抱え込んでいるものだ</p>

<p>ジェイミー</p>

<p>世界には<br />
悪魔などいない</p>

<p>ましてや<br />
天使も<br />
いはしない</p>

<p>いるのはただ<br />
人間だけ---</p>

<p>人間だけなのだ</p>

<p>それでも<br />
おまえは<br />
わたしに向かって</p>

<p>天使のゲームを<br />
しかけようとするのか---？」</p>

<p><br />
■パジェット警部補<br />
「離婚の理由？<br />
かまわないよ<br />
よくある話だ</p>

<p>仕事<br />
仕事で<br />
家にいなかった</p>

<p>けがをしても<br />
心配させたくなくて<br />
何も知らせなかった</p>

<p>妻は一人ぼっちで</p>

<p>心配疲れして<br />
しまったんだな</p>

<p>だが俺は<br />
彼女の不安に<br />
気づいても<br />
やらなかった</p>

<p>…夫婦も<br />
親子も<br />
恋人も</p>

<p>人は望むほど<br />
絆は強くは無いんだ</p>

<p>愛情は<br />
オールマイティじゃない</p>

<p>互いに<br />
努力しなければ</p>

<p>壊れていって<br />
しまう---」</p>

<p><br />
■ジェイミー -Vol.3<br />
「…パパ</p>

<p>わたし<br />
あなたが知らない間に</p>

<p>ほんの少しだけ<br />
世界を見てきたの</p>

<p>いつか<br />
気づく時が<br />
きっと<br />
くるわ</p>

<p>あなたを<br />
本当に<br />
裏切らない人は<br />
誰か</p>

<p>あなたを<br />
本当に</p>

<p>愛しているのは<br />
誰なのか---」</p>

<p><br />
■アイリーン-Vol.3<br />
「…ばかな<br />
不器用な人</p>

<p>振り向いてくれない<br />
相手さえ<br />
裏切れないの？</p>

<p>今　諦めたら</p>

<p>一生あんな人には<br />
会えない気がする</p>

<p>こんなにたくさんの<br />
人間がいても<br />
わたしは一人きりよ</p>

<p>そばに<br />
いてほしい<br />
フレデリック</p>

<p>できることなら<br />
しばりつけてでも---」</p>

<p>------------<br />
はぁぁ・・・と、ため息でちゃう。とてつもなく好きなセリフ。この方の作品ってテーマがものすごく好みなんですよね。<br />
あ、ちなみに3巻で未完結な話なのであしからずですが。。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/06/post_51.html">01:29 AM</a>
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</p>

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<h2>June 28, 2005</h2>


<h3 id="a000061">スティル・ライフ-★★★☆☆-</h3>

<p>スティル・ライフ<br />
池澤夏樹　1991<br />
(スティル・ライフ/ヤーチャイカ)</p>

<p>■CHARACTERS<br />
ぼく<br />
佐々井<br />
etc...</p>

<p>■INTRODUCTION<br />
ある日、ぼくの前に佐々井が現れてから、ぼくの世界を見る視線は変って行った。ぼくは彼が語る宇宙や微粒子の話に熱中する。佐々井が消えるように去ったあとも、ぼくは彼を、遥か彼方に光る微小な天体のように感じるのだ-科学と文学の新しい親和。成長で緊張に満ちた抒情性。しなやかな感性と端正な成熟が生み出した、世界に誇りうる美しい青春小説の誕生。<br />
中央公論新人賞　芥川賞　受賞作</p>

<p>---------<br />
表現が科学的で、不思議な言い回しがある。好きな人はそこが楽しめるのかもしれないけど、私には設定と自分を他人のように表現しているよう感じられるとが相合わさり、現実味を感じられないようなとこが、感情が入っていけなかったかな。（そこがいいのかも）<br />
ヤーチャイカのが好きになれました。</p>

<p>池澤さんは、科学的表現を混ぜた客観的ともいえるような文章が魅力なのかも。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/06/post_49.html">08:35 PM</a>
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<h2>June 27, 2005</h2>


<h3 id="a000059">ガラスの麒麟-★★★☆☆-</h3>

<p>■ガラスの麒麟<br />
加納朋子　2000</p>

<p>■CHARACTERS<br />
野間<br />
野間直子（娘）<br />
神野先生（直子の学校の保険医）<br />
大宮（ニックネーム：小宮）（友人）<br />
安藤麻衣子（直子の友人）<br />
etc...</p>

<p>■INTRODUCTION<br />
「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに。」通り魔に襲われた十七歳の女子高校生安藤麻衣子。美しく、聡明で、幸せそうに見えた彼女の内面に隠されていた心の闇からつむぎだされる六つの物語。少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、感動の連作ミステリ。日本推理作家協会賞受賞。</p>

<p>-------------<br />
ありえなさそうで有り得えそうな、話。心の繊細な部分を読み取り推理させていく、女性ならではのミステリ。すべての事柄が見事に符合していくのには、ミステリならではの楽しみが味わえました。こういう繊細な心の連鎖から物語が紡ぎだされていく感じというのは、同じミステリでもシャーロックホームズなどとは質が違うよう。時代も性別も違うので当然ですが、ミステリをあまり読んでいないからかな。…そうですね、心の闇がテーマだからかも。しれませんね。お金が無くて仕方なく完全に証拠を隠滅させたような犯罪を起こしてしまい、それを探偵が解決する、というものではないですからね。現実に密着したミステリのが私には好みみたいです。<br />
…子供の心は…というよりなんか、女子高校生は未知だな、とか思わされました（笑）。</p>

<p>最後に「野間」の言葉を借りて</p>

<p>「すべて、物事は起こるべくして起こり、人は出会うべくして出会っているのかもしれない。何かが起こるについては、必ず原因があり、人が出会うに当たっては、必ずその意味がある」</p>

<p>ミステリが目指している点は、こういうものみたいです。</p>

<p>しかし、もっとミステリアスな私たちの人生についても、「…必ずその意味がある」と思える言える瞬間があったならば、その瞬間は何かしらミステリの謎が解けた時なのかもしれませんね。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/06/post_47.html">06:19 PM</a>
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</p>

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<h3 id="a000058">ジュリアス・シーザー-★★★★★-</h3>

<p>■ジュリアス・シーザー/シェイクスピア<br />
1599?　訳：福田恆存　1968</p>

<p>■CHARACTERS<br />
ジュリアス・シーザー<br />
【シーザー死後の三執政官】オクテイヴィアス・シーザー　マーカス・アントーニアス　イーミリアス・レピダス<br />
【元老院議官】シセロー　パブリアス　ポポリアス・リーナ<br />
【シーザー暗殺の共謀者】マーカス・ブルータス　キャシアス　キャスカ　トレ恆ボーニアス　リゲーリアス　ディーシアス・ブルータス　メテラス・シンバ　シナ<br />
etc...</p>

<p>■INTRODUCTION<br />
”おれはシーザーを愛さぬのではなく、ローマを愛したのだ”高潔な勇将ブルータスは、自らの政治の理想に忠実であろうとして、ローマの専制君主シーザーを元老院大広間で刺殺する。民衆はブルータスに拍手を送ったが、アントニーの民衆を巧みに誘導するブルータス大弾劾演説により形勢は逆転し、ブルータスはローマを追放される・・・・・・。脈々と現代に生きる政治劇。</p>

<p>-------<br />
世界史で名前は覚えがあるだろう「シーザー」の話。シェイクスピアでは、道化も登場せず珍しく笑いが無い物語。しっかし…やっとよく名前が引き合いに出される有名なブルータスがわかった!!!案とニーが最後に云うセリフの通りいいやつだったんだけど…良いやつでもどう転ぶかわからないのが悲劇。。</p>

<p>アントニー<br />
　これこそ、あの仲間のうち最も高潔な人物だったのだ。暗殺者どもは、この男のほかすべて、ただ大シーザーに対する憎しみから事を起こしたに過ぎぬ。ただこの男だけだ、純粋な正義の精神に駆られ、万民の公益を願って一味に加わったのは。その一生は和して従い、円満具足、中庸の人柄は、大自然そのために立って、今も憚ることなく全世界に誇示しうるであろう、「これこそ人間だった！」と。</p>

<p>現代とは時代が違う400年も前のことですが、<br />
…目的のために手段を選ばないでは、幸せな結末を迎えられるわけが無いだろう…とも。物質文明を栄華している現代の人こそ、忘れていることなのでしょうが。。今も昔も人間自体は同じだから400年前だろうが変わってないことであると思う。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/06/post_46.html">04:11 PM</a>
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<h3 id="a000056">鍵-★★★☆☆-</h3>

<p>「鍵」／乃南アサ<br />
1996</p>

<p>西真理子　西俊太郎（真理子の兄）　西秀子（真理子の姉）<br />
川村有作（俊太郎の親友）<br />
東雅美（真理子の友達）<br />
-----<br />
高校二年生の真理子のカバンに、知らぬ間に一つの鍵が押し込められた。近所で連続して起きる通り魔事件は、ついに殺人にまで巣カレーと。父も母もいなくなった障害を持つ女子高校生と、その面倒を見なければいけなくなった兄や姉との心の通い合いを見事に描いた、新直木賞作家の泣ける名作ミステリー</p>

<p>-----<br />
ミステリーとしても楽しめるし、何より真理子の視点がとても印象を受けた。乃南さんはよく想像力を働かせて真理子を描けたというところと、近くにそういう方がいたのかもと思った。ただ耳に障害を持ったら代わりに目でもうちょっと色々読み取れるようになるのだろうなとも。それは真理子とはまた別の話だが。</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/06/post_44.html">12:23 PM</a>
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<h2>June 12, 2005</h2>


<h3 id="a000022">錦繍-★★★★★-</h3>

<p>本日は部屋を整頓していたら<br />
宮本輝さんの作品「錦繍」が出てきて…</p>

<p>「あっ！これが必要だったんだ！」</p>

<p>と感じたので整頓はほっぽりだしてそのまま読了しちゃいました。</p>

<p><br />
…読んでる間は涙が出っぱなしでしたね。<br />
話の内容は浮気が原因で10年前に離婚をした二人の手紙のやり取りという形式で、最初は後悔ばかりで男女や人生の泥沼のような話なんだけど、そればかりではなくてとてつもない希望や愛情が描かれているんですよね。やはり読み終えた後は涙も収まりすっきりしました♪<br />
これ一冊読んで自分の中に収めておければ、ちょっとやそっとの恋愛じゃへこたれないですよ！<br />
長い間本棚の奥にあり、多分5年くらい存在すら忘れていたけど、やはりお勧めだぁぁ！</p>

<p>3人のどの人にも同じ部分を感じ好感をもてるんだけど、やはり玲子さんが一番好きだな。お婆さんの話と言い、あの人は本当に強い。</p>

<p>１つ１つ、感動したり人に会ったりして、失ってしまった忘れてしまった「気持ち、情熱、生きる喜びを感じる命」を取り戻せている感じです。</p>

<p>全て捨てて失って、やっと取り戻せたと思ったとこに…今度こそ更に全て失い虚無になっていたから。でも私も変わって今は何も捨てたくないです！</p>

<p>人生辛い事が多いけど靖明さんや亜紀さん見たいに一度知れたのならば…一生忘れずに、心を命を大事に生きて生きたいですね。</p>

<p>------------<br />
紅葉がとても美しいカバーの本です。（ちなみにハードカバー）まさに秋に相応しいと思います。内容は、よく訳がわからずに離婚しなければならなかった元妻ががあるとき偶然に昔の夫に会ってしまい、それをきっかけに手紙をやりとりするようになります。手紙のやりとりがそのまま文章になってます。終わり方も、とても好ましいものだと思います。この本で宮本輝さんを、とても好きになれました。 </p>

<p>２０００・９・２７<br />
-------------<br />
約5年前の感想です。なんだか他人が書いたみたいだ。でも今の感想と見比べると面白い！</p>


<p class="posted">
投稿者 siam : <a href="http://greengate.peacea.org/archives/2005/06/post_17.html">07:31 PM</a>
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</p>



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